障がい者のふれあい交流事業

季節も段々と秋に近づき、秋風を感じるようになってきました。先日は台風が続き、東北・北海道で甚大な被害がありました。南茅部地域でも全域で停電・一部で断水が発生しました。

南茅部地域は海と山どちらも近いため、台風が来ると海からは高潮、山からは土砂災害の恐れがあり大変危険です。

実際に南茅部地域の大動脈である国道278号線一部で通行止めがあったりと、改めて天災の恐怖を感じた日でした。災害が起き危険と判断したら、皆さんも自主避難する行動力が必要かもしれません。

その台風がやってくる数日前の8月28日 日曜日、函館市若松町にある総合福祉センターにて「障がい者のふれあい交流事業」が開催されました。

会場の様子

目的は、障がい者の社会参加を促進させるため、屋外でのレクリエーションなどを通して障がい者同士の交流や、ボランティアの人々との心のふれあいを深め、有意義な1日を過ごしてもらうというものでした。

参加団体は、視覚障害者福祉協議会さん、北海道難病連函館支部さん、函館肢体不自由児者父母の会さん、函館肢体障害者福祉協会つくしんぼの会さん等々、合わせて10団体もの参加がありました。

開始の集合時

当日はお天気に恵まれ、屋外でのレクリエーションも行うことができました♪

屋外では開会式を始め、ラジオ体操・玉入れが行われました 。南茅部地区からは主に肢体を不自由とする参加者さんなので体調を考慮し不参加となり、その様子を見ることができなかったのですが、玉の数を数える声が聞こえて、賑やかな様子が伺えました(o^^o)

5階多目的ホールに移動し、スイカ割りが行われました。スイカが足りるのか心配になるほど参加者が多かったのですが、そんな心配は無用で、参加者全員がスイカを叩くことができました。

丸山さんスイカ割り

金澤さんスイカ割り

割れたスイカはボランティアさんによってきれいにカットされ、皆さんに振る舞われました。広い多目的ホールですが、スイカの甘い香りが充満していました☻♡

スイカを食べる

昼休憩をはさみ、続いてはパン食い競争です。袋に入ったパンを長い棒に洗濯バサミでくくりつけ口で取るという、運動会ではお馴染みの競技。こちらも多くの参加者さんが集まっていました。

パン食い競争

こちらは南茅部地区の参加者さん。明日の朝食をゲット♡ 別場所ではパンの販売もしていたので、そちらも購入していました(^_-)

最後は民謡・輪踊りです。江差追分で有名な声徳会さんによる演奏です。

声徳会

三味線と尺八の音色に合わせて江差追分が披露されました。流石プロの演奏者、声が会場いっぱいに響きます(o^^o)

輪踊り

江差追分を披露された後は、ソーラン節などみなさんお馴染みの民謡が流れ、大きな輪踊りが始まりました☻

さまざまな障がいを持っている方々がひとつの事を共同で行う様子は、大変楽しそうに見え、みんなが笑顔でした。

また、支える関係者も楽しんでいる様子で、今後も続いてほしい行事であると感じました。